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秒速5センチメートル

良かった所
・美術、背景が綺麗だった。「雲の向こう・約束の場所」よりも印象的な空を打ち出してはいなかったけど、現代の日常の風景の異常なまでのリアリティがあった。この背景美術のリアリティ志向は、細田監督(山本二三)と新海監督は共通しているように思える。逆に人間の絵の簡素さも「時をかける少女」との比較で共通しているように思う。
・過去を振り返って切なくなる映画なので、年取った人ほど感情移入できて楽しめそう。
・2話「コスモナウト」は、主人公・澄田花苗のような片想い経験のある女の子には泣けそう。
・1話「桜花抄」のキスシーンの後の貴樹のモノローグの、魂云々は若い年代の青臭い悟りっぷりがよく出ている。


良くなかった所・疑問点
・女の子にロマン持ち過ぎなのでは?短絡的な属性が目に付いてしまって気持ち悪い。
・人物の描き込みと背景の描き込みのバランスが悪いように思える。
・3話「秒速5センチメートル」の展開が急すぎてついていけない。
・桜の落ちるスピード=「秒速5センチメートル」というワードに込めた意味が分かりにくかった。
・主人公の遠野貴樹の過剰な自己陶酔と、それに対する自己批判がなさ。
・アニメっぽくない喋り方というのは納得できても、口先の喋りでボソボソしているのはヘン。
・貴樹の事を優しい〜とか肯定ばかりで、貶す人がいないのは違和感。
・花苗の貴樹への好きになり方はあれでいいの?顔で選んだだけのような。


その他
・今回はロボ系の登場がなかった代わりに、電車とロケットが登場。
・桜の落ち方はこだわってた。
・天門の評価は高いみたいだけど、悪くはないけどそんなに良くもなく。
・3話のメールの女の人は、東京に来てから付き合ってた人ということみたいだけど、わかりづらい。