bem-vinda voncade / mice parade (bubble core)

miceparade

mice paradeの新作です。

前作ではadam pierceの個人作品の色が強く出ていたのですが、今作はバンドで作り上げたこともあって、世界観が繋がっていながらも前作よりも躍動感があります。

ブラジリアンミュージックへの傾倒の流れはそのままに、今回はシューゲイザー的な歪みが大きくフィーチャーされているように思います。ガムランやヴィヴラフォンの儚さと、燃えさかる熱情をあらわすような歪んだギターが共存していて、冷たく燃える炎のようです。

adam pierce自身が演奏する叙情的なガットギターと、ポリリズム的なドラムも健在で、このドラムが大好きなので、個人的にはこれだけでも大満足です。また生で見たいです。